味の素の賞味期限・消費期限・日持ちを知って味の素のすごさを知る
戸棚の中で使いきるまでそこに置かれ続ける「調味料」。
その一つ「味の素」。
賞味期限っていつまでなのさ!?
どのくらい日持ちするのさ!?
調べてみました。
あれ?
味の素の箱を見ても、賞味期限がない!
消費期限もない!
これではどれくらい日持ちするのかわからない!
・・・と思ったら、味の素株式会社に問い合わせて判明しました。
賞味期限
味の素に賞味期限はありません。
それは、「賞味期限」とは何かを先にお知らせすることになります。
賞味期限とは、「おいしく食べられる期間」。
決められた保存方法で保存した時に、期待される全ての品質において保持が十分可能な期間のことです。
簡単に言うと、風味や食感が損なわれない期間です。
以下のような十分に賞味期限が長いものは表示を省略することが出来ます。
- でんぷん
- チューイングガム(キシリトールではないガム)
- 冷菓(アイスクリーム)
- 砂糖
- 塩
- うま味調味料
- 酒類
- 飲料水、清涼飲料水
- 氷
「味の素」はこのうち「うま味調味料」に該当するため賞味期限は省略されているのです。
ちなみに、味の素の成分は以下です。
- グルタミン酸ナトリウム 97.5%
- イノシン酸ナトリウム 1.25%
- グアニル酸ナトリウム 1.25%
これらは全て結晶構造で、水分はほぼ含んでいません。
そのため、劣化がほとんどしません。
消費期限
味の素に消費期限はありません。
消費期限は目安として製造後5日以内に急激に品質が劣化するものにつけられます。
味の素は何年も持つので賞味期限も消費期限も記載されていません。
常温保存できるか
味の素は常温保存可能です。
ただし、直射日光は避け、冷暗所に保安する必要があります。
戸棚などは最適だと言えます。
冷蔵保存の場合
味の素は冷蔵庫保存には向きません。
冷蔵庫は意外に水分が多いので、味の素を入れることで水分を吸ってしまうことが考えられます。
粉状なので、水分を吸うと塊になる上に劣化します。
冷凍保存の場合
味の素は冷凍保存に向きません。
冷凍の際、冷凍庫内の水分が入りこむことが考えられるからです。
水分を吸うと劣化します。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
味の素の場合、そもそも賞味期限がりません。
長期間使うことが出来ます。
ただし、開封後はできるだけ早く使うことが望ましいです。
消費期限を過ぎたらどうなるか
味の素には消費期限がありません。
そのため、いつまでも使えます。
ただし、水分を吸ってダマになっていたりすると品質が一気に劣化しますし、カビの可能性も出てきます。
消費者が見て大丈夫か判断する必要があります。
おいしく食べるには
味の素はうま味調味料なので、おいしく食べるために使います。
味が濃くなると塩分などを減らすことが出来るので、他の調味料などを減らすことでカロリーの制限ができます。
賢く使いましょう。
まとめ
味の素は賞味期限も消費期限もありません。