【たまご料理の基本】目玉焼きを失敗なく作る方法
たまご料理をいくつか挙げるとき、ほぼ間違いなく出てくるものとして「目玉焼き」があります。
簡単なようで、難しい、それが目玉焼きです。
おいしく作れて、失敗のない、目玉焼きの作り方をお知らせします。
目玉焼きの失敗
目玉焼きにはいくつか失敗があります。
これを知ることで、事前に失敗を回避できます。
焼きすぎ
目玉焼きを焼くときは、たまご特有の注意が必要です。
それは焼きすぎると言うことです。
たまごは、中火以上だと火が入りすぎてこげてしまいます。
目玉焼きの基本は「弱火」です。
「どれくらい焼いたらいいのかわからない」と言う方もおられるかもしれません。
下の「黄身の破れ」の部分をご覧ください。
黄身の破れ
目玉焼きの失敗の一つが、黄身の破れです。
もうダイジョブかな、とひっくり返そうとしたら、意外に黄身には火が十分入っていなくて、ゆるゆるの黄身がフライパンに流れ出してしまう失敗があります。
料理名として「目玉焼き」とあるくらいなので目玉の状態を目指したいところです。
たまごを2個使うのもいいかもです。
さて、失敗がなく、たまごを加熱させる方法ですが、「蒸し焼き」です。
たまごをフライパンで加熱します。
画像の状態だと、白身もまだ透明な部分が多いし、黄身も火が入っていません。
まだまだの状態なのですが、少しだけ水を入れて、蒸気が上がり始めたらふたをしてしばらく待ちます。
蒸気がフライパンとふたの間で閉じ込められて、たまごを裏返さなくても表面から火が入ります。
目玉焼きには、「片面焼き」とひっくり返して焼く「両面焼き」がありますが、第3の選択肢「蒸し焼き」が簡単です。
表面が真っ白になったら、黄身にも火が入っているころです。
こちらの実験を見て頂ければわかりますが、黄身は加熱が始まってから6分ほどで固まります。
[icon image="arrow2-r"] 8分で半熟の最高ゆでたまごを作る方法
半熟が良い場合は、加熱を始めてから5分~6分くらいがちょうどいいでしょう。
時間も見ながら、たまごも見ながら、調理をすると失敗がありません。
ちなみに、味付けの塩や胡椒は、白身だけにかけた方がおいしいです。
黄身にかかっていると、食べた時に余計に味が濃く感じます。
塩辛い目玉焼きなんて最悪です。
黄身に調味料がかからないように心がけるだけで、失敗も少なく、味もおいしい目玉焼きになります。