【正月】おせちの賞味期限・消費期限・日持ちについて
元々正月中に主婦が料理をしなくていいようにっ三が日の料理を先に作るものでしたが、最近では単なる縁起物となっているお節料理。
どれくらい日持ちするのか、気になるところです。
おせちの賞味期限、消費期限、日持ちがどれくらいなのかお知らせします。
おせちについて
お節料理とは元々日持ちするように作られています。
それは砂糖だったり、塩だったり、酢だったり、醤油、などが多く使われています。
一定以上の濃度があると、菌は繁殖できず結果悪くなりにくい状態になります。
最近では、健康志向から減塩が進んでいます。
例えば、梅干しは昔ながらの梅干しならば、塩分濃度は40%程度でした。
最近の減塩梅干しは8%程度で、もっと減塩の物もあります。
減塩するために、製造方法から変えて、実際には「梅干し」ではなく、「梅の調味料漬け」となっています。
[icon image="arrow2-r"] 梅、梅干しの賞味期限・消費期限・日持ちについて
お節料理もかなり減塩が進んでいます。
作り方も変わったものがあります。
要するに、買ってきたおせちは、昔に比べて日持ちしにくくなっています。
最近では、お節料理は買ってくる方が多いので、買ってきたおせちの賞味期限、消費期限、日持ちについてお知らせします。
おせちの賞味期限
おせちの賞味期限:3日間~4日間
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お節料理は、「賞味期限」ではなく、「消費期限」が表記されています。
賞味期限は寿命が概ね5日以上あるものにつけられるようになっています。
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おせちの消費期限
おせちの消費期限:3日間
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お節料理には「消費期限」が記載れています。
それは製造から寿命までが5日以内だからです。
扱いとしえてはお弁当と同じです。
元々おせちとは、日持ちするために作られたはず・・・
「それなのになぜ!?」と思いませんか?
答えは、一斉に作って発送するためお店によっては冷凍するのです。
どんなに人を集めても1日2日で作れる量は限られます。
そのため、11月、12月にはおせちを作り始め、冷凍、氷温、パーシャル(表面だけ凍る)などにしておいて、年末になると一斉にお重に詰め、凍ったまま発送するのです。
家庭へは、クール便などで届きますが、自然解凍した状態なので、再び冷凍にも向きませんし、食べきるのが一番いい形となります。
おせちは常温保存できるか
おせちは常温保存可能です。
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おせちは常温保存可能です。
出来れば元旦の日に食べきってしまいましょう。
おせちの冷蔵保存の場合
おせちは冷蔵保存可能です。
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食べるときだけ冷蔵庫から出し、それ以外の時は冷蔵庫で保管するのが良いでしょう。
容器やふたは保温効果が高いものになっている場合がありますので、その場合は、冷気が中に十分入るようにして保管しましょう。
ふたを開けたままだと冷蔵庫内の風で料理が乾燥してしまいますので、ビニールに入れたり、ラップをしたり、ふたを閉めたりしましょう。
おせちの冷凍保存の場合
おせちは冷凍保存NGです。
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買ってきたおせちは、冷凍に向きません。
ほとんどのおせちが一度冷凍しています。
おせち自体が冷凍でなくても、中身は冷凍で保存されていたものが多く、再び冷凍すると味の劣化が進みます。
おせちをおいしく食べる方法
一番最初は、見た目もあるので、全部盛り付けて食卓に出します。
一通り食べたら、日持ちしない物と日持ちする食材に分けてえ冷蔵庫に保管することで出来るだけ長持ちさせることができます。
それぞれの日持ちはこちらで確認することができます。
[icon image="arrow2-r"] お節料理いつ作る?いつまで日持ちする?何が入っている?
まとめ
おせちの賞味期限、賞味期限:3日間~4日間【冷蔵保存】
おせちの賞味期限、消費期限:3日間【冷蔵保存】
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でも出来るだけ元旦に食べきりましょう。