栗きんとんの賞味期限・消費期限・日持ちについて
お正月などで欠かすことができない栗きんとん。
金運アップの願いが込められているので、欠かしたくないと言うのもあります。
お節料理で余ったものなど、どれくらい日持ちするのでしょうか?
迷ってしまいます。
調べてみたら、意外なことが分かりました。
栗きんとんは、甘いので子供にも近人気です。
残った栗きんとんはいつまで食べていいのでしょうか?
ちなみに、栗きんとんとは2種類あります。
ご存知でしたか?
こちらで詳しくお知らせしています。
⇒ 【栗きんとんの旬】栗きんとんの製造開始時期と2種類の栗きんとんの違い
栗きんとんの賞味期限にはばらつきがある!?
栗きんとんの賞味期限を調査したらすごく差がありました。
短いもので2日。
長いもので6か月間!
その差はなんでしょうか?
日持ちするものは大量に合成保存料が・・・ではありません!
砂糖の使用量の差があります。
昔ながらの栗きんとんは砂糖が多く使われています。
糖度が18%以上あるのです。
糖度が一定以上だとカビや細菌の繁殖を抑える働きがあり、日持ちするのです。
当分たっぷりの羊羹など賞味期限が元々はなかったほどです。
一方、最近の栗きんとんは健康志向から砂糖を控える傾向にあります。
糖度が18%を下回るとカビや細菌の繁殖が有り得ます。
冷蔵補で保管する必要があり、日持ちも1週間以内と短くなります。
甘さで日持ちが変わるのね
逆に言うと、賞味期限を見て、数か月の物がったら砂糖がたくさん使われているので甘めの物だとわかります。
栗きんとんの賞味期限
栗きんとんの賞味期限は、2日~1週間です。
昔ながらの甘い栗きんとんの賞味期限は、1か月~6か月です。
手作りの栗きんとんも甘く作ると日持ちします。
昔の人の知恵とはすごいと言うことですね。
栗きんとんの消費期限
栗きんとんは十分日持ちするので、「消費期限」ではなく、「賞味期限」が表示されています。
消費期限は、賞味期限の1.3倍から1.5倍の期間と言えます。
栗きんとんの消費期限は、3日~10日程度です。
昔ながらの甘い栗きんとんは、消費期限がないと言えます。
ただし悪くならないわけではないので、消費者が見て判断します。
常温保存できるか
栗きんとんは常温保存可能です。
ただし、日持ち的には短くなってしまうので、冷蔵庫での保存を基本と考えましょう。
冷蔵保存の場合
栗きんとんは基本冷蔵庫で保管します。
冷蔵保存の場合、タッパーなどに入れ密閉して保管してください。
冷蔵庫内の風で表面が乾燥してそこから劣化してしまします。
冷凍保存の場合
栗きんとんは、冷凍保存可能です。
解凍方法を間違えなければ、味の劣化などは少ないので、お節料理などに使う場合は栗きんとんを先に作って、冷凍しておきましょう。
解凍方法のコツとしては、急激に解凍しないことです。
冷蔵庫に入れて1日くらいかけて自然解凍してください。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
栗きんとんが消費期限を迎えると、黒くなってしまいます。
まだ食べられるかどうかは消費者が見て判断します。
以下を参考にされて下さい。
見た目
黒くなっている
糸を引いている
溶けてしまっている
臭い
酸っぱいにおいがする
異臭を放っている
味
酸っぱい
明らかにおかしい
おいしく食べるには
栗きんとんは、そのまま食べると十分おいしいです。
賞味期限内に食べるのがおいしく食べる方法と言えます。
栗きんとんは、割と完成した料理なので、アレンジが難しいです。
四角くして、「きんつば」にしたり、パイで包んで「マロンパイ」にするなどが良いでしょう。
パイ生地は作ると大変ですが、最近は冷凍物のパイ生地があるので、それを利用したら簡単です。
まとめ
栗きんとんは、昔ながらの砂糖をたくさん使っているものと、最近の砂糖を控えたもので日持ちが変わってきます。
栗きんとんの賞味期限は、2日~1週間です。
昔ながらの甘い栗きんとんの賞味期限は、1か月~6か月です。