焼きそば(やきそば)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
焼きそばを作ったら余ることがあります。
そのとき、どのくらい日持ちするのかと、どのように保存するのが一番日持ちするのかをお知らせします。
焼きそばを作ると、作った後から水分が抜け始めます。
冷める前にラップをすると上記がラップ内にたまってしまい、焼きそば自体が水分でべちゃべちゃになってしまいます。
焼きそばを作った後は、冷めるまでは常温で保存した方がいいでしょう。
賞味期限
焼きそばを常温保存した場合、安心安全に保存できるのは1日程度です。
それ以上は、食中毒の危険もでてきます。
食中毒は夏場に注意が必要だと思っている方が多いのですが、実は7月~9月が多いのですが、同じくらい12月、1月も多いのです。
注意が必要なのです。
焼きそばは製造から5日以内には劣化で食べられなくなってしまいます。
その場合、お店の商品ならば「賞味期限」ではなく、「消費期限」が設定されます。
ちなみに、カップ焼きそばの「賞味期限」は、概ね3分です。
ラーメンも同じですが、3分で作った麺は3分経過したら伸び始めます。
つまり、お湯を注いで3分経過してお湯を切ったときから、3分間が「賞味期限」と言えます。
消費期限
焼きそばは、お店などで製造したものは、5日以内に劣化で食べられなくなってしまいます。
その場合は、「消費期限」が設定されています。
焼きそばの消費期限は製造から24時間以内と考えられます。
作った焼きそばの保存は常温保存ではなく、冷蔵での保存をされてください。
焼きそばの具材は、キャベツ、にんじん、豚肉などが一般的ですが、火の入りが弱く半生の場合焼きそば自体の劣化が早くなります。
調理の際は、しっかりと火を入れるようにしましょう。
目玉焼きなどを乗せる場合は、卵黄が半生になりやすいので保存には向いていません。
目玉焼きだけ後で調理して、乗せるか、目玉焼き自体をあきらめましょう。
常温保存できるか
焼きそばは常温保存可能です。
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しかし、常温保存の場合は劣化が早いです。
7月から12月、1月くらいまでは食中毒が多いので要注意です。
食中毒は夏場だけではないのでご注意ください。
夜店や屋台などの場合は、保温のために加熱し続けます。
これは、各食材に完全に火を入れ食中毒を抑える効果があるのと、お客さんが熱々で食べられる2つの効果があります。
常温での保存の場合は、熱いうちくらまでの保存にしましょう。
概ね1時間~2時間程度の保存がお勧めです。
冷蔵保存の場合
焼きそばは冷蔵庫での保存がお勧めです。
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ただし、粗熱があるうちは常温に置き、冷めてきてからラップをして、冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫保存でも6時間以内の保存がお勧めです。
冷凍保存の場合
焼きそばを冷凍保存する場合は、冷凍用のバッグなどを利用するとよいでしょう。
冷凍の場合は、約1週間程度日持ちすると言えます。
焼きそばを家庭用の冷凍庫で冷凍する場合、凍るまでに時間がかかるので、その間に味も食感も劣化してしまいます。
家庭で作った焼きそばを冷凍するのはお勧めしません。
一方業務用の焼きそばは、業務用の冷凍庫で冷凍するので、味の変化が少ないです。
冷凍して保管したい場合は、最初から冷凍したものを買う方がいいでしょう。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
冷凍の焼きそばの場合は、「賞味期限」が記載されています。
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
焼きそばは消費期限を過ぎたら、臭いが酸っぱくなってきます。
他にも以下のような変化があります。
臭いがすっぱくなる
味がおかしくなる
持ち上げると糸を引く
常温保存していて、一度毒素が出てしまうと、加熱しても菌は死にません。
長期間保存した焼きそばは食べるのを控えた方がいいでしょう。
おいしく食べるには
焼きそばをおいしく食べるには、通常の調理の後に、削り節などの粉を後乗せするとさらに風味がよくなり、おいしく食べられます。
まとめ
焼きそばの賞味期限は、6時間以内。
消費期限は24時間以内です。
ただし、カップ焼きそばは調理から3時間以内です。