わらびの賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
春の訪れを知らせる山菜「わらび」。
たくさん生えていると、取るのが楽しくなってしまい取りすぎてしまいます。
どのくらい日持ちするのか、賞味期限・消費期限と保存方法をお知らせします。
わらびはアク抜きが少し特殊なので、アク抜きについてもお知らせします。
わらびの賞味期限・消費期限
わらびの賞味期限/消費期限:2日~3日間
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わらびは、採取から1日~2日以内にアク抜きをした方がよいです。
山菜は、すぐに劣化していく傾向にあります。
簡単なアク抜き方法は、以下にお知らせしますので、そちらをご確認ください。
アク抜きをする手間と時間がない場合は、塩漬けにする方法があります。
わらびは、スーパーなどでも売られていますが、生鮮食料品なので、賞味期限も、消費期限も記載されていません。
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わらびの保存方法
わらびの保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。
常温保存
わらびは常温保存可能です。
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スーパーでも陳列は、常温で陳列されています。
常温保存で1日~2日間日持ちします。
冷蔵保存
わらびは冷蔵保存可能です。
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アク抜きをしたら、水に浸したまま冷蔵保存します。
タッパーか冷蔵バッグに入れて保存したらいいでしょう。
アク抜きして、水に浸しておけば3日~4日は日持ちします。
水は、毎日交換する必要があります。
バットなどに水を張って保存した場合、水から出た部分からしおれてしまいます。
すべての部位が水につかっている必要があります。
ご注意ください。
冷凍保存
わらびは冷凍保存可能です。
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わらびは冷凍保存が可能です。
アク抜きをして、フリーザーバッグなどに水と共に入れた状態で冷凍します。
水なしで冷凍する場合は、事前に5cm程度にカットしてから冷凍すると使いやすいです。
冷凍したら1年くらい日持ちします。
わらびについて
わらびは、山菜の一つで、シダ植物に分類です。
わらびは、春から初夏の頃に、葉の開いてない若芽(葉)を採取しスプラウト(芽)を食べます。
そのほか、有名な食べ方として、根茎から取れるデンプンは「わらび粉」です。
これからできたものが「わらび餅」です。
どちらの場合も、毒性があるため生のままでは食べられません。
昔から、アク抜きとして、熱湯に木灰や、重曹を入れ、アク抜きをしたり、塩漬けにして無毒化をします。
わらびのアク抜き
わらびは毒性があるので、食べるためには必ずアク抜き(毒抜き)が必要です。
伝統的なやり方としては、アク抜き前に5cmくらいの長さに切りそろえて、断面を揃えます。
ひもなどで1食分ずつくくって、重曹や木炭を振りかけ、刷り込みます。
その上からお湯をかけ、一晩袋に入れたままにしておく方法です。
最近のやり方では、単にわらびをタッパーなどに入れて、そこに水道水を入れ、水2Lに対して、重曹を小さじ1杯入れ、一晩おけばアクが抜けます。
重曹は、掃除用のありますが、食用のものを準備しましょう。
見た目は、塩と似ています。
塩は「塩化ナトリウム」、重曹は「炭酸水素ナトリウム」で、ナトリウムつながりで似ているのかもしれません。
わらびは、賛成の土壌に生えます。
ナトリウムはアルカリ性なので、中和することで解毒(アク抜き)になるのかもしれません。
わらびの食べ方
炊き込みご飯
わらびは、炊き込みご飯や混ぜご飯にすることが多いです。
時期的にタケノコをいれて混ぜご飯にすることもあります。
味噌汁
わらびは、(アク抜きの後)適当な長さにカットして、味噌汁に入れてもおいしいです。
独特な苦みが、味噌汁の味に深みを与えます。
味覚が鋭い子供のうちは苦手な子が多いです。
炒め物
ごま油を使って、炒めるとお酒のアテに最高です。
味付けに香味シャンタンを入れるとより中華風になります。
まとめ
わらびの賞味期限、消費期限:1日~2日間【常温保存】
わらびの賞味期限、消費期限:3日~4日間【冷蔵保存】※アク抜き後