筑前煮(がめ煮)の賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
一度にたくさん作る筑前煮(がめ煮)なので、絶対に残ります。
どれくらい日持ちするのか、賞味期限・消費期限について調査しました。
正しい保存方法を知ることで安全においしく日持ちさせることができます。
筑前煮について
筑前煮(ちくぜんに)は、地域によって呼び名が違います。
「がめ煮」「炒り鶏」「筑前炊き」などと呼ばれていますが、基本的にすべて同じものです。
九州北部(主に福岡)の郷土料理で、現在では全国的にお節料理や祝いの席で外せない料理となっています。
ちなみに、九州外では「筑前煮」と呼ばれますが、九州内では「がめ煮」と呼ばれています。
鶏肉の他に、れんこん、ごぼう、にんじん、インゲン、こんにゃく、などが入っています。
文禄の役(1592年から1593年)に朝鮮出兵の時に兵士が「すっぽん」を使って作ったのが始まりと言う説があります。
当時、すっぽんは、「どぶがめ」と呼ばれていたことから、亀煮→がめ煮になったと言う説です。
現在では、すっぽんを使うことはなく、鶏肉を使っています。
筑前煮の賞味期限
筑前煮の賞味期限:1日間【常温保存】
筑前煮の賞味期限:3~4日間【冷蔵保存】
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筑前煮は、冷蔵庫保存で3日~4日日持ちします。
常温保存だと頑張って1日程度となります。
夏場だと1日でも悪くなることがあるので注意が必要です。
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筑前煮の消費期限
筑前煮の消費期限:1日間
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筑前煮の場合は、調理から5日以内に寿命が来る食品となるので、市販品の場合は、通常「消費期限」が付けられます。
お惣菜の部類になるので、1日くらいが表示されています。
家で作ったものも常温で長時間おいていたものは1日程度で寿命を迎えます。
冷蔵庫で保管したら3日~4日程度保存できます。
筑前煮は常温保存できるか
筑前煮は常温保存可能です。
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筑前煮は常温保存が可能ですが、長時間おいていると寿命が短くなります。
おせち量として食卓には食べる分だけを置くようにしましょう。
筑前煮の冷蔵保存の場合
筑前煮は冷蔵保存可能です。
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筑前煮は、冷蔵すれば3日~4日程度日持ちします。
味付けが濃いほど、醤油などの浸透圧から菌が入り込めず長持ちします。
昔の人の知恵だと言えます。
最近は、減塩などの影響であまり日持ちしなくなっています。
大量に作ったものは、鍋のまま冷蔵庫に入れるか、タッパーに移して食べる分だけを食卓に出すようにしてください。
筑前煮の冷凍保存の場合
筑前煮は冷凍保存可能です。
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筑前煮は、冷凍すれば1か月程度日持ちします。
ただし、コンニャクなど一度冷凍してしまうと、解凍後元の状態にはならず食感が悪くなってしまいます。
市販の冷凍筑前煮は、冷凍することを想定して作っていますので、美味しく食べられるように工夫されています。
筑前煮をおいしく食べる方法
筑前煮(がめ煮)は、各家庭の味があるので、その家ならではの食材も入っていることがあります。
それだけで十分おいしく、楽しく食べることができそうです。
落ち着いた味なので、年配になる程好むメニューの一つですが、材料は色々あるので作るのは大変です。
市販のものは、保存料や添加物など入っていることが多いのですが、フジッコ株式会社の物は味も良く、添加物がほとんど入っていません。
※こんにゃくを凝固させる「水酸化カルシウム」も添加物にあたるので、「完全に入っていない」とはいませんが、ほとんど入っていません。
まとめ
筑前煮の賞味期限、賞味期限:1日間【常温保存】
筑前煮の賞味期限、消費期限:3日~4日間【冷蔵保存】
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