メロンの賞味期限・消費期限・日持ちについて
果物の中で高級な物を挙げると必ず出てくる「メロン」です。
いつ熟しているのか分かりにくくて、「もう少し待った方が良かった」とか「待ち過ぎた」と言った経験はないですか?
メロンの日持ちのほかに、食べごろの見分け方も調査しました。
お知らせします。
メロンには「食べごろ」の日があります。
これより前だと甘みが足りないですし、これより後だと食べられなくなってしまいます。
食べごろの日はほんの数日だと言えます。
メロンを割る前にその「食べごろ」を知る方法があります。
「おいしく食べるには」の欄をご覧ください。
食べごろになるまでは常温で保存します。
常温で保存しておくと、「追熟」と言って、メロンが熟し具合が進みます。
以下の方法で食べごろを見極めて、冷蔵庫で冷やし食べてください。
メロンの種類として、赤肉メロンと青肉メロン、白肉メロンがあります。
赤肉メロンと言えば、夕張メロンがブランドとして有名です。
上図の様にオレンジ色の実です。
青肉メロンは、エメラルドメロンとも呼ばれていますが、緑色の実をしています。
白肉メロンは、アールスメロンの様なメロンで実が白っぽいです。
網目のあるメロンとつるつるのメロンがあります。
白肉の網目なしつるつるのホームランメロン。
賞味期限
メロンの賞味期限は、収穫後7日~10日くらいになるように収穫しているようです。
「食べごろ」が記載されていることが多くその日付けを頼りにすると良いでしょう。
その間は常温保存で「追熟」をさせてください。
消費期限
メロンの消費期限は、生鮮食料品のため、本来「賞味期限」、「消費期限」は、表示の必要がありません。
生鮮食料品の消費期限は、消費者が見て判断するようになっています。
賞味期限=消費期限と考える方がいいでしょう。
常温保存できるか
メロンは常温保存可能です。
「食べごろ」になるまでの追熟期間は常温保存して下さい。
なお、追熟期間の温度は20度~25度くらいを目安にしてください。
あまり暑すぎると痛んでしまいます。
冷蔵保存の場合
熟したメロンは冷蔵庫での保管が適しています。
メロンは食べごろになったら、食べる訳ですが、食べる1時間前くらいに冷蔵庫に入れ適度に冷やすとさらにおいしく食べられます。
冷やしすぎると、甘みを感じにくくなるので、冷やしすぎに注意です。
冷凍保存の場合
メロンは冷凍には不向きです。
冷凍した後、解凍しても冷凍前の状態には戻りません。
食感がすごく失われます。
シャーベットの様にして食べることは可能ですが、甘みが物足りなく感じてしまうことが多くあまりお勧めしません。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
メロンの場合は、そもそも「賞味期限」がありません。
消費期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限(もしくは、食べごろ)を逃すと段々実が液状化してきます。
割ったときに水分がこぼれてしまい、実も崩れてしまいます。
メロンは食べごろに注意して下さい。
- 皮全体がブワブワしている
- 実の色が色が濁っている
- 実から果汁が出てしまって、液状化している
- 酢いっぱい臭いがする
- 味がおかしい(苦い、酸っぱい)
上記の様な時は、残念ですが諦めましょう。
おいしく食べるには
メロンをおいしく食べるには「ヘタ」、「ツル」がポイントとです。
メロンは食べごろになると、ヘタが枯れてきます。
こちらに生産者さんの動画ありましたので、ご紹介します。
そして、もう一つの見分け方は、メロンのお尻を使います。
ヘタの反対側です。
お尻の周辺を指で押して、少しへこむくらい柔らかくなっていると食べごろです。
まとめ
メロンは「食べごろ」の期間が短いです。
目安の日が書いてあったら、それ前後1日~2日の間で食べましょう。
賞味期限としては、収穫から7日~10日ごろです。