ロイズ(ROYCE’)「生チョコレート」の賞味期限・消費期限について
北海道のおみやげの定番となっているロイズのチョコレート。
代表格の「オーレ」、人気の「ホワイト」、そのほか「シャンパン」、「マイルドカカオ」など種類は豊富です。
でも、「生」と付いているし賞味期限が気になりますよね。
そこで調査しました。
ロイズのチョコレート
ロイズの生チョコレートの代表作「オーレ」は、こだわりのミルクチョコレートと北海道の生クリームを使って、やさしい味に仕上がった正統派のおいしさのチョコレート。
口の中で、甘さがまろやかに溶けていきますよね。
風味付けに洋酒を使っているのだとか!アルコール分は飛んでいるので子供さんでも食べられます。
いつも買うのは「オーレ」。「ホワイト」も意外に好き
賞味期限
ロイズで知られている会社「株式会社ロイズコンフェクト」に賞味期限について確認しました。
ロイズ「生チョコレート」の賞味期限は1か月間。
種類によって賞味期限が違うのかも、それぞれ確認しました。
- オーレ ・・・ 1か月間
- 抹茶 ・・・ 1か月間
- ホワイト ・・・ 1か月間
- シャンパン(ピエール・ミニョン) ・・・ 1か月間
- マイルドカカオ ・・・ 1か月間
- ガーナビター ・・・ 1か月間
- ホワイトマイルド ・・・ 1か月間
- エクアドルスイート ・・・ 1か月間
- ビター ・・・ 1か月間
- マイルドミルク ・・・ 1か月間
- バランタイン17年 ・・・ 1か月間
- 山崎シェリーウッド ・・・ 1か月間
- キャラメリぜ ・・・ 1か月間
見てお分かりのように全て1か月間なんです。
一番賞味期限に関わるのは「チョコレート」の様で、このチョコレートの賞味期限が1か月と言うことの様です。
一般的なチョコレートの賞味期限よりも短い傾向です。
他のチョコレートならば賞味期限が3~4か月の物もあります。
元々、「生チョコレート」と言うのは、生クリームとチョコレートを混ぜて作ります。
バレンタインでもらった方もおられるでしょうから、どのくらい日持ちするのか気になるところですね。
常温保存できるか
ロイズのチョコレートは全て「要冷蔵」です。
常温での保存はできません。
チョコレートは高温(28℃以上)におかれるとココアバターが溶けて表面に浮き出してきます。
その後冷えて固まる時は、白く粉をふいたような状態になります。
これをブルーム 現象(ブルーミング)と言います。
チョコレート特有のものです。
しかし、この白い粉は食べても問題はありません。
ただし本来の風味は損なわれます。
直射日光を避け、適切な温度(10℃以下)で保存すれば避けられます。
冷蔵保存の場合
一般的なチョコレートの保存温度は15℃~22℃程度と言われています。
だいたい30度より少し低い、28℃くらいで溶け始めるものが多いです。
(成分によって異なる)
一方、ロイズのチョコレートは「要冷蔵」なので、10℃以下での保存が必要です。
ロイズは通販でも全て1年中クール便での発送です。
これは品質と鮮度を守るためとのことです。
冷凍保存の場合
ロイズのチョコレートは冷凍出来ます。
しかし、メーカーは基本的に「冷蔵で1か月以内に食べきる」という考えです。
冷凍すると脂肪分のような白いものが表面に出てきてしまいます。
これでは、プレゼントなどには向きません。
食べたら健康上問題があるかと言うとそうではありませんので、家庭で自分や家族用として食べましょう。
食べるときは、自然解凍がお勧めです。
冷蔵庫へ入れて冷蔵庫解凍でもいいとお思います。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限はメーカーが保証する「おいしく食べられる期間」です。
賞味期限を過ぎても食べられます。
ただし、ロイズは10℃以下での保存を言っています。
10℃以下で保存していれば、という条件が付きます。
常温での保存の場合は、「おいしく食べられる期間」は短くなってしまいます。
賞味期限は過ぎてもマズくなるわけではありませんので消費期限まで食べられます。
チョコレートには水分が含まれていませんので、カビなどは生えません。
ただし、食べかけなどの場合は口の中の雑菌が付いているのでこの限りではありません。
おいしく食べるには
おいしく食べるには、10℃以下で保存し、1か月以内で食べきることだと言えます。
大量に手に入れてしまって食べきれない場合は、食べきれない分を冷凍に回しましょう。
よく言われるのが「チョコレートのカビ」です。
チョコレートには水分が含まれないので、カビは生えません。
表面に白っぽい物が浮かぶことがあり、これをカビだという人がいますが、間違いです。
これは、カカオバターなど脂肪分が表面に出てきた現象でブルーム 現象(ブルーミング)と言います。
主に温度が高い時に出る現象ですが、急激な温度変化の時も起こります。
冷凍して解凍するときに冷凍庫-20℃→室温20℃の場合、その差は40℃。
溶ける過程でブルーム現象が起き得ます。
逆に冷蔵庫5℃→冷凍-20℃もその差は25度。
この時もチョコレート内で凍りやすい部分と凍りにくい部分があり、ブルーミングが起きます。
これを後で見て「カビが生えた」と勘違いする方がおられます。
食べても健康上問題りません。
ただし、本来の風味は劣化するので冷蔵保存で1か月以内に食べきるのが「おいしい食べ方」となります。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]チョコレートを凍らせていたのに表面にカビが・・・[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]それは、カビではありません。チョコレートの脂肪分が溶けだしてきたブルーミングという現象です。カビではありませんので食べらられます。[/illust_bubble]
消費期限
消費期限は設定されていません。
メーカーは冷蔵保存で1か月以内に食べきることで統一されています。
通常賞味期限の1.3倍から1.5倍を消費期限に設定するメーカーが多いようですので、ここでは、消費期限を40日~45日程度とします。
ただし、実際にはロイズのチョコレートを冷蔵庫保存した場合半年でも1年でも食べることは出来ます。
風味など若干落ちると思いますが、健康上問題ありません。
ただし、少し食べてみて味、色など確認して異常を感じたら廃棄して下さい。
まとめ
ロイスの「生チョコレート」の賞味期限は1か月。
保存は冷蔵庫で10度以下。
冷凍は可能ですが、メーカーは一切案内していません。
冷凍すれば半年以上食べられます。
食べるときは自然解凍か冷蔵庫解凍で。
消費期限の設定もメーカー的にはありません。
一般的には、消費期限を40日~45日程度ですが、実際には半年から1年は大丈夫です。