男性ホルモン、女性ホルモンのホルモンではなく、ホルモン焼きのホルモン(モツ)です。
生で食べることはほとんどありませんが、焼いたときもいつが焼けたのか分かりにくいです。
賞味期限の見極めも難しいです。
判断方法をお知らせします。
ホルモンの豆知識
「ホルモン」の語源は、3つの説があります。
一つは、大阪弁の「捨てるものを意味する『放るもん』」から転じて「ホルモン」になった説。
一つは、内臓料理には「ホルモン」が含まれるからと言う説。
一つは、医学用語であるドイツ語のHormon(ホルモン)から「ホルモン」となった説。
内臓料理のホルモンには栄養があり、体内において特定の器官で合成・分泌されるホルモンの分泌が促進されると思われていました。
ホルモンの賞味期限:2日~3日【冷蔵保存】
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ホルモンの賞味期限はお店から購入して、2日~3日です。
ただし、いつ精肉したかはわかりませんので、できるだけ早く食べた方がいいでしょう。
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ホルモンの消費期限:2日~3日【冷蔵保存】
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ホルモンは、通常、賞味期限ではなく、消費期限が設定されます。
これは、ホルモンの寿命が概ね5日以内に迎えるからです。
ホルモンの消費期限は、この場合、賞味期限と同じとお考えください。
ホルモンは常温保存できません。
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ホルモンは常温で置いておくと、劣化が早くお勧めできません。
動物は通常常温でいますが、捌いた後は劣化し始めます。
ホルモンは、冷蔵保存か冷凍保存がお勧めです。
ホルモンは冷蔵保存可能です。
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ホルモンは冷蔵保存が簡単です。
冷蔵保存で2日~3日は日持ちします。
ホルモンは、そのまま鍋で煮たりしたら、臭みが出てしまいます。
先に別の鍋で下茹でして、臭みとぬめりを取り除いて冷蔵保存しましょう。
生のまま冷凍しても3か月程度日持ちします。
冷凍する前に下茹ですると、解凍後も使いやすく便利です。
ホルモンは冷凍保存可能です。
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ホルモンは冷凍すると、1か月~3か月程度日持ちします。
冷凍前に、30分程度下茹でして臭みとぬめりを取った方が食べる時においしく食べることができます。
冷凍の際は、粗熱を取ってから冷凍庫に入れるようにしてください。
家庭用の冷凍庫で凍らせる場合は、凍るまでに長い時間がかかります。
そのため、冷凍過程で細胞が壊れ、冷凍前と冷凍後では品質が変わってしまいます。
冷凍した状態で販売されているホルモンは、業務用の冷凍庫で急速冷凍しています。
冷凍する場合は、最初から冷凍したものを購入した方が日持ちする上に、おいしく食べることができます。
ホルモンが腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
悪臭を放っている場合は腐っている可能性があります。
元々、ホルモン(モツ)は臭いがあるので、焼いてみると分かりやすいです。
腐っているときは、焼くと臭いがひどくなります。
調理した状態で、少し食べてみておいしいならば食べられます。
苦い、酸っぱいなどの場合は、残念ですが処分となります。
ホルモンは、小腸、大腸共に薄いクリーム色をしていて、どちらかと言うと白くてきれいな色をしています。
腐ってくると茶色くなってきます。
ぬめりがひどかったり、糸を引いていたりする場合、腐って食べられない状態の可能性が高いです。
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賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限切れ後は食べない方が無難です。
ホルモンをおいしく食べる方法としては、まず、臭みとぬめりを取ることです。
30分ほど下茹でして、そのお湯は捨てます。
その後、鍋に入れ調味すると雑味もなく、おいしく食べられます。
面倒な場合は、下処理が終わったホルモンを購入すると、簡単においしくべることができます。
ホルモンは焼けたかどうかが判断付きにくいですよね。
こちらで見分け方をお知らせしています。
ホルモンの賞味期限:2日~3日【冷蔵保存】
ホルモンの消費期限:2日~3日【冷蔵保存】
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ホルモンは、基本的に冷蔵、冷凍で保存します。
焼いても煮てもおいしく食べられます。
焼く時は、焼けた状態が判断付きにくいので、注意が必要です。