わらび餅の賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
わらび餅は、たくさん買ってきて、残ってしまうことがあります。
そんな時は、わらび餅の賞味期限・消費期限を知っておき、どれくらい日持ちするのか知っておく必要があります。
その上で正しく保存しておいしく安全に保存しましょう。
わらび餅の賞味期限・消費期限
わらび餅の賞味期限/消費期限:1日~3日間
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わらび餅は、あまり日持ちしない食品です。
スーパーなどで売られているものは、でんぷん、水、砂糖、が主原料で作られています。
この場合、2日~3日間日持ちします。
一方で、京都や奈良で作られているような、本わらびが使われているわらび餅や、餡(あん)が入っているわらび餅は日持ちしません。
短いものだと、調理したその日が消費期限と言うものもあります。(消費期限1日)
わらび餅は、概ね製造から5日以内に寿命をむかえるので、賞味期限(=美味しく食べられる期限)ではなく、消費期限(=安全に食べられる期限)が表示されています。
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開封後はどれくらい日持ちするのか
一般的な加工食品は、開封すると日持ちしなくなります。
わらび餅の場合、元々それほど日持ちしませんので、開封後はその日のうちに食べきるようにしましょう。
わらび餅の保存方法
わらび餅の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。
常温保存
わらび餅は常温保存可能です。
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わらび餅は、基本的にきな粉をかけずに冷蔵保存します。
家庭で作った場合は、そのまま水につけて保存しないと乾燥してしまい、表面だけが固くなってしまったり、色が分かってしまったりします。
冷蔵保存
わらび餅は冷蔵保存可能です。
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わらび餅の保存は、冷蔵庫などの涼しい場所で保管するのが最適です。
冷蔵庫で保存する場合は、ラップをかけたり、冷蔵バッグに入れて保存するようにします。
冷蔵庫内は、ドアを閉めている間、風が吹いています。
この風で乾燥してしまうんのです。
冷蔵庫での保存でも3日程度日持ちします。
本わらび粉を使ったわらび餅は、冷蔵庫で冷やすと固くなったり、色が変わってしまうため注意が必要です。
保存料が使われているわらび餅は、1週間程度日持ちします。
高級なものほど、保存料は使われていませんので、原材料名や賞味期限でご確認ください。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w3-l"]賞味期限が3日過ぎたわらび餅があるのだけど、まだ食べても大丈夫かしら?[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="red" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]条件にもよるので、見て、糸を引いていないか、におって、酸っぱい臭いがしないか確認して、大丈夫だったら少し食べてみて、確認してください。[/illust_bubble]
冷凍保存
わらび餅は冷凍保存可能です。
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すぐにわらび餅を食べることができない場合は、冷凍する方法があります。
冷凍保存の場合、約1か月間日持ちします。
食べるときは、常温で自然解凍します。
半解凍の場合は、シャリシャリ食感が楽しめます。
一度解凍したものは、再冷凍したら風味が下がりますので避けましょう。
わらび餅について
わらび餅は、植物のわらびの根から取れたデンプンから作られます。
芽は、山菜で有名なわらびです。
わらび餅は、醍醐天皇(だいごてんのう)の好物だったと書かれている文献があることから、平安時代からある歴史のある和菓子なのです。
わらび粉は、わらびの根を叩きほぐして、生成したデンプンから作られます。
ところが、原料の採取や製造に手間がかかり、儲けにならないので希少な和菓子となってきています。
そこで、わらび粉ではないデンプンを使って作られることが多くなっています。
まとめ
わらび餅の賞味期限、消費期限:1日~3日間【冷蔵保存】