ピーマンの賞味期限・消費期限・日持ちについて

2016年8月19日

常に冷蔵庫に入っている野菜の一つではないでしょうか。
ピーマンの賞味期限ってどれくらいでしょう?
どのくらい保存できるのかも含め、調べてみました。

スポンサーリンク

ご存知でしたか?
ピーマンはトウガラシの仲間です。
ただ、カプサイシンは含まれていませんので「ピーマンダイエット」は無理そうです。

ピーマン

ピーマンの賞味期限

 

ピーマンは未熟の状態だから緑色をしています。
完熟すると赤や黄色になり、甘くなるんです。

最近ではカラーピーマンの名前でスーパーに並ぶこともあります。

 

賞味期限

ピーマンの賞味期限は1週間程度です。

 

ただし、ピーマンは生鮮食料品です。
「賞味期限」と言うのは加工食品に表示が義務付けられたものです。
そのため、ピーマンの袋には賞味期限の記載がないのです。

ここでお知らせした、賞味期限1週間とはスーパーで買ってきてからの目安の期間です。

ピーマンは緑色のものが多い

ピーマンは緑色のものが多い

 

消費期限

消費期限は概ね1か月程度です。

 

ただし、こちらもピーマンは生鮮食料品なので農家の人などが設定したものなどではなく、大体の目安です。
生鮮食料品の消費期限表示の義務はありません。

スーパーで売っているピーマン

 

常温保存できるか

ピーマンは常温保存可能です。

 

ピーマンの保存の適温は、10度~14度とされています。
そのため、常温保存は可能ですが少し温度が低めのところに保存するのが良いでしょう。

ピーマンは苦い

ピーマンは常温保存可能

 

ピーマンは水分があると傷みやすい野菜です。
保管の際には、水分をふき取ってから保管してください。

 

[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]ピーマンは常温保存と冷蔵庫保存とどちらがいいのかしら?[/illust_bubble]

[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]ピーマンの最適保存温度は、10度~14度と言われています。冷蔵庫でも比較的温度が高い野菜室に保管するのが良いと言えます。[/illust_bubble]

 

 

冷蔵保存の場合

ピーマンは冷蔵庫保存可能です。

 

冷蔵庫の庫内温度は3度~5度くらいです。
ピーマンの保存に適した温度は10度~14度くらいと言われていますので、冷蔵室ではなく野菜室に保管してください。

スポンサーリンク

 

野菜室は8度~10度くらいですので、ピーマンの保管に適した温度よりは少し温度が低めです。
そのため、野菜室の中でも端のほうで温度が下がりにくいところに置くようにしたらもっとも長く保存できると言えます。

保存の際は水分をふき取ってから保存するようにして下さい。

 

冷凍保存の場合

ピーマンは冷凍保存可能です。

 

保管の際は、種を取ってから冷凍します。
水分はふき取り、フリーザーバッグに入れてから冷凍すると良いでしょう。

冷凍する際はフリーザーバッグに入れてから冷凍した方が清潔に長期保存できる

 

解凍の際は自然解凍や冷蔵庫解凍などせず、凍ったまま調理しましょう。
解凍してから使うと旨味などが出てしまって味、栄養ともに劣化します。

冷凍したまま調理することを考えると、輪切りや千切りなど使う予定の料理に合わせて切るとより良いと言えます。

 

[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]「ピーマン」と「パプリカ」の違いをご存知ですか?もしご存じなかったらこちらもご覧ください。[/illust_bubble]

⇒ 「ピーマン」と「パプリカ」の違い

 

賞味期限を過ぎたらどうなるか

ピーマンには「賞味期限」はありませんが、食べごろを過ぎることはあります。

 

ピーマンは元々未熟な食品です。
完熟していないので緑色をしています。

 

未加熱の状態で長期保存をするとだんだん赤や黄色になってきます。
これは悪くなったわけではなく、苦味はむしろ少なくなっていますので食べられます。

ピーマンの賞味期限

消費期限を過ぎたらどうなるか

ピーマンは、1か月程度経過するとだんだんしおれてきます。
表面の光沢はどんどんなくなってきます。

 

赤や黄色になってくるのはいいのですが、黒ずんで来たりしたら注意が必要です。
1か月もおいていたら栄養はかなり少なくなってしまっています。

 

傷んでくる際、ヘタから傷んでくるので鮮度をみる目安にするといいでしょう。

 

おいしく食べるには

新鮮なピーマンを選ぶことをお勧めします。

 

鮮やかな緑色のものを選び、表面のハリや光沢がいいものを選びましょう。
ヘタを見て変色していないもの、ヘタの断面が新しいものを選びましょう。

傷や痛みがないものを選ぶと長持ちします。

 

まとめ

ピーマンの賞味期限は約1週間

消費期限は約1か月

 

保存の際は、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
冷凍する際は、ヘタや種を取り、切った状態で冷凍してください。
使う際は、解凍せず凍ったまま加熱して料理に使うと味の劣化が少ないです。

スポンサーリンク