【冷凍ポテトの重さ】冷凍ポテトは、揚げる前よりも揚げた後の方が軽くなる疑問
冷凍ポテトは、冷凍食品の中でも古くからあるメジャーな商品です。
揚げるだけで食べられる手軽さと、美味しさから人気は高いです。
ハンバーガーやピザのお供としては、不動の位置にいると言ってもいいでしょう。
この冷凍ポテトは、揚げると量が減ると言うのです。
詳しくお知らせします。
スポンサーリンク
冷凍ポテトは冷凍すると量が減る
冷凍ポテトは、揚げ物全般ですが、油で揚げると軽くなるのです。
ポテトの形や種類は問いません。
全ての冷凍ポテトであげた後は、軽くなるのです。
冷凍ポテトに限らず、天ぷらなどほとんどの揚げ物はすべてそうです。
揚げると軽くなる原理
油で物を挙げると、食材の中の水分は熱で蒸発します。
その代わりに、油が入ってきます。
水と油の比重を比べると約10%違います。
スポンサーリンク
そのため、揚げる前の重さの約10%軽くなっていると言うわけです。
もう少し詳しくお知らせします。
揚げる前のポテトの含有水分量は、だいたい70~80%くらいです。
揚げた後の水分量は、20~30%。
ポテトチップみたいなものだと5%程度まで下がります。
その代わりに含まれるのが油です。
水の比重が1としたら、油の比重は0.9。
つまり、10%少なくなる。
水分のほどんとが油に置き換わったと考えたら、10%軽くなるのは当たり前となります。
例えば、幼稚園や小学校の催しなどでフライドポテトをしたとします。
重さで分けた場合、予定しただけの皿数そろわなくなってしまうのです。
体積は変わらないとしても、質量(重さ)が10%軽くなっているのです。
規定量で分けていくと、10%ほど足りなくなってしまうのです。
これは、間違えたわけでもなく、誰かがつまみ食いしたわけでもなく、単純に油と水の比重の違いなのです。
スポンサーリンク