【クリスマスケーキの冷凍保存】クリスマスケーキを冷凍してはいけない3つの理由
「12月はケーキ屋さんでケーキを買うな」なんて言われますが、ケーキ作りが忙しいからです。
食べきれなかったケーキの保存方法を考えた時、冷凍保存はお勧めできません。
それには、3つの理由があるからです。
ケーキ屋さんのケーキは100%冷凍
ケーキ屋さんのケーキは100%冷凍です。
それは、12月になったら、既にケーキを作り始めるからです。
1か月も日持ちするケーキはありません。
そこで、冷凍保存するのです。
お店は、一度冷凍したケーキを解凍して売っています。
そのため、再度冷凍したら更に味も食感も風味も落ちるのです。
既に日持ちしない
クリスマスケーキは、多くのお店で11月の中旬くらいから作り始めます。
遅くとも12月に入ったら、どこも取りかかっています。
逆に、早い所では9月ごろには作り始めるのです。
「消費期限」は解凍日を元にしています。
「解凍日+2日」が賞味期限として設定されているところが多いです。
悪いケースを想定すると、ケーキを作ったのは9月。
それから3か月間冷凍されていたケーキで、クリスマスの数日前に冷蔵庫内で自然解凍されています。
既に消費期限を使い切っているので、ほとんど日持ちしないのです。
買ってきた日がクリスマスイブ前日としたら、クリスマス翌日くらいならば、ギリギリ日持ちしますが、それ以降はもったいないですは処分した方が良いかもしれません。
クリスマスケーキのクリームには、栄養が多いので条件が悪ければ菌が大増殖してしまいます。
フルーツは冷凍したら味も食感も落ちる
フルーツは冷凍保存が難しい食材の一つです。
もちろん、冷凍は簡単にできるのですが、解凍した時、冷凍前と同じ食感になることはありません。
クリスマスケーキも、スポンジに挟まれたスライスされたイチゴやメロン以外は冷凍しません。
ケーキ屋さんがクリスマスケーキを冷凍するときは、上のイチゴを乗せない状態で冷凍します。
解凍した後に後からイチゴを乗せるのです。
ケーキ屋さんは、クリスマス当日まで大忙しで仕事をしているのが、ここからも分かります。
カットしたイチゴをきれいに並べるようなケーキは地獄らしいです。
家庭で残ったケーキを冷凍しようと思った場合、上のイチゴも一緒に冷凍してしまうでしょう。
味や食感がますます落ちてしまうのです。
まとめ
このように、味や食感、風味の面から見ても、菌の繁殖など安全面から見ても、クリスマスケーキは冷凍しない方が良いのです。
出来るだけ早く食べきり、どうしても残ってしまったものは、残念ですが、処分するようにしてください。