【ご飯の冷凍保存】炊き立てご飯は冷凍の方がおいしく保存できる

日本人ならおいしいご飯を食べたい!

しかし、炊き立てご飯をおいしく保存するのは難しいのです。

このページでは、ご飯をおいしく保存して、おいしく食べる方法をお知らせします。

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ご飯は冷蔵保存より冷凍の方がおいしく保存できる

ご飯は、炭水化物です。

炭水化物はデンプンを含んでいて、ご飯を炊く前のお米の状態の時のデンプンを「β(ベータ)デンプン」と呼びます。

βデンプンを加熱すると「α(アルファ)デンプン」に変わります。

 

βデンプン
  • 水分が少ない
  • 保存に適している
  • 消化しにくい

αデンプン
  • 水分が多い
  • 保存には向かない
  • 消化しやすい

 

おいしいご飯は、デンプンがアルファ化しています。

炊き立てご飯の冷凍保存

 

ところが、冷えると再びベータ化して、おいしさが損なわれてしまうのです。

 

炊き立てご飯は、冷蔵保存よりも冷凍保存の方がおいしく保存できるのです。

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炊き立てご飯の冷凍保存の方法

炊き立てのご飯の冷凍保存は、意外に簡単です。

ご飯が炊きあがったら、炊飯器の電源を切って、加熱をやめます。

炊き立てご飯の冷凍保存

 

粗熱が取れたら、ラップの上に1食分ずつ分けてのせます。

薄くして冷凍するようにしてください。

ご飯の冷凍保存

形は、丸よりも四角の方が作りやすいようです。

冷凍の際は、アルミの板に乗せて冷凍した方が早く冷凍できます。

 

冷凍保存用の容器も売られています。

ご飯を容器に入れて、冷凍するだけです。

冷凍容器を使った冷凍保存

この容器の場合、薄くすることは難しいので、冷凍に時間がかかります。

しかし、電子レンジに入れてチンするだけで解凍でき、解凍したらお茶碗に移しやすい形状になります。

 

まとめ

ご飯は冷蔵したら、デンプンがベータ化してしまい、おいしさが損なわれます。

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粗熱を取ったら、冷凍することで(できれば急速冷凍)、アルファ化したまま冷凍することができます。