【ウナギの冷凍保存】ウナギの冷凍保存方法と調理して売られている理由
ウナギってスーパーでは、捌いてタレ焼された状態で売られています。
捌く前の魚の状態で売られていることはほとんどありません。
その理由と、家での冷凍保存方法もお知らせします。
ウナギの冷凍保存
ウナギを家庭で冷凍するときは、ジップロックなど冷凍バッグに入れます。
ラップで個別に包んでもいいでしょう。
まとめて冷凍してしまうと、食べるときに全部食べないといけないので、個別で解凍できるよう小分けが必要です。
ただし、売られている状態で既に冷凍した物を解凍調理した商品があります。
これを再度冷凍すると、味が格段に落ちます。
買う時に見てから判断しましょう。
ウナギが捌いて調理済みで売られている理由
ウナギはスーパーで売られているとき、捌いた上で、タレを付けて焼いたものが売られています。
これはどういうことなのでしょうか?
生の状態で売られていたら、調理の幅が広がりそうです。
ウナギのすき焼きなど、普段食べないメニューにも挑戦できるでしょう。
現状、そういった選択肢はありません。
それは何故でしょうか。
ウナギの血には毒がある
ウナギの血には毒があります。
フグのように調理に特別な資格が必要と言うわけではありませんが、手や肌に付くと、痛くなったり、化膿したりします。
目に入ると失明の危険があります。
そういった意味で、素人の調理は危険なのです。
長いの特別な道具が必要
普通のまな板では、ウナギが入りきらないのです。
通常、頭を千枚通しで固定して、通常の包丁よりも刃が薄い包丁(ウナギ包丁)で捌きます。
ウナギ包丁は、カッターナイフで代用できます。
しかし、まな板は、厚手の物が必要です。
長さも長くないといけません。
タレにつけながら焙らないといけない
ウナギは、遠火の強火で直火が美味しく焼く秘訣です。
網で焼くと、網に熱を取られてウナギにうまく火が入りません。
タレにつけながら焼く必要があります。
これも家庭では再現が難しいです。
そういった意味で、スーパーでは温めるだけですぐに食べられる状態にして、販売されているのです。
生の状態で売られていないのも同じ理由です。
一つ付け加えるならば、ウナギは鮮度が落ちやすい魚です。
生の状態で売ると鮮度が落ちてしまい、価値が下がるからでもあります。