野菜の賞味期限・消費期限・日持ちについて

2016年3月28日

野菜って冷蔵庫で野菜室に保管しますよね。
気づいたらかっさかさで食べられない・・・なんてことも。
それぞれの賞味期限について知っておくことはとても重要です。

主だった野菜の賞味期限と保存方法を確認しておきたいと思います。

スポンサーリンク

野菜の賞味期限と保存方法

野菜保存の基本

野菜は植物。収穫する前は普通に成長しています。
実は、収穫した後も成長しているのです。
できるだけ育っている環境を再現してあげると長持ちするのです。

 

野菜の賞味期限

元々「賞味期限」とは加工品につけられるものです。
賞味期限とは「おいしく食べられる期間」を知らせるものです。
調査は専門の研究機関などを使うこともありますが、基本的にメーカーが独自に行い、独自に設定しています。
基準は各メーカーごとに異なるため同じ商品でも賞味期限が異なることもあります。

 

野菜は「生鮮食料品」です。基本的に賞味期限の設定はありません。
物を見て、消費者がまだ食べられるかを判断するようになっています。
そのため、野菜には袋などを見ても「賞味期限」は記載されていません。

 

加工されていない場合は賞味期限は記載されていない

加工されていない場合は賞味期限は記載されていない

 

カットだけなら書かれているのは「加工日」

カットだけなら書かれているのは「加工日」

 

生鮮食料品の場合、新鮮なものがおいしいという人もいれば、ある程度時間が経過したほうが熟成されておいしくなるという人もいます。
いつまでがおいしいということは他人が決めることではないのです。

 

ここでいう「賞味期限」とは「いつまで食べられるか」と言う意味としてお知らせしています。

 

消費期限

「野菜の消費期限」とは、ここまでは食べられる、この後は食べられないという期限を言います。
このサイトで野菜に関していえば、賞味期限=消費期限と言えます。

 

葉物保存の基本

葉物野菜はキャベツやレタスなど、葉っぱを食べるタイプの野菜を言います。
冷蔵庫で保存します。
葉物は葉先の色が濃いことが多いです。生えている状況を見ると葉先が太陽に近いほうを向いています。
冷蔵庫でも可能ならば葉先を上にして保存します。

 

葉物は立てて保存

 

キャベツなどは成長して葉に栄養が行きます。
キャベツの保存方法を調べると芯を抜いて濡らせたティッシュなどを詰めてビニールに入れて冷蔵庫の野菜室で保管するとよくありますが、芯自体は抜いても抜かなくてもそれほど変わりません。
むしろあったほうが葉に栄養が行くので良いと言えます。

キャベツの賞味期限
ただ、収穫後は時間経過とともにしおれておきます。
それを防止するために濡れたティッシュなどを詰めることでそこから水分を吸います。
実際やってみるとわかりますが、手間などを考えたらわざわざ芯を抜く必要はなさそうです。
そのままビニールに入れるか、スーパーで売っている際ラップをかけてあったりする場合はそのラップを捨てずに戻して保存すれば十分です。

ほうれん草

ビニールに入れる理由は、その野菜自体やその他の野菜、フルーツからでる「成長促進ガス(エチレンガス)」の影響です。
エチレンガスに触れると成長が促進(=早く劣化)されてしまいます。

アスパラも立てて保存

アスパラなども、立てて保存したほうが良い

根の物の基本

根菜類は、大根やゴボウなど根っこを食べる野菜を言います。
冷蔵庫で保存します。

 

植物としては時間経過とともに葉っぱのほうに栄養が行きます。
そのため、保存の際は葉っぱなどは切り落としたほうが長持ちします。

根物野菜は葉を落として保存

根の物野菜は葉を落として保存

 

その他の土の中で育つ野菜

土の中で育つ野菜で、大根やニンジン、かぶなど以外でいうと、ジャガイモや玉ねぎなどがあります。
これらは低温に弱いです。
そのため冷蔵庫に入れると逆に日持ちしません。

じゃがいも
常温保存します。
風通しがいいところに保存してください。

たまねぎは常温保存

スポンサーリンク

 

 

野菜の賞味期限(消費期限)と保存方法

きゃべつ

きゃべつの賞味期限は冷蔵保存と2週間くらい。
冷蔵庫の野菜室で保存してください。
保存の際はビニールなどの袋に入れるか、ラップをかけて保存してください。
芯を外したほうが良いというのは都市伝説のようなものだと思われます。

キャベツの賞味期限

レタス

きゃべつ同様葉物ですが、きゃべつよりも少し短いと言えます。
賞味期限は1~2週間です。
袋に入れるかラップをして保存すると日持ちします。

レタスの賞味期限

 

だいこん

大根の賞味期限は約1週間。
冷蔵庫の野菜室で保管してください。
葉は落としたほうが日持ちします。

大根の賞味期限

かぼちゃ

かぼちゃの賞味期限は1~2か月です。
常温保存で保存してください。

かぼちゃの賞味期限

 

アスパラガス

アスパラガスの賞味期限は4~5日です。
冷蔵庫で保存します。
立てて保存できればそのほうが良いです。

アスパラガスの賞味期限

 

なす

なすの賞味期限は4日~5日。
冷蔵庫の野菜室で保管します。
袋に入れて保管したほうが日持ちします。

なすの賞味期限

 

お米の賞味期限は、秋~冬:2か月間、春~夏:1か月間
精米していない状態ならば、1~3年もちます。

お米の賞味期限

⇒ お米の賞味期限・消費期限・日持ち

 

トマト

トマトの賞味期限は、1週間程度。
冷蔵庫の野菜室で保管してください。

まだ熟していない場合は、常温保存することで追熟して熟していきますので、おいしくなります。

とまとの賞味期限

⇒ トマトの賞味期限・消費期限・日持ちについて

 

パプリカ

パプリカの賞味期限は1週間程度です。
冷蔵庫の野菜室で保管してください。

パプリカの賞味期限

⇒ パプリカの賞味期限・消費期限・日持ちについて

 

ピーマン

ピーマンの賞味期限はパプリカと同様に1週間程度です。
冷蔵庫の野菜室で保管します。

ピーマンの賞味期限

⇒ ピーマンの賞味期限・消費期限・日持ちについて

 

ピーマンとパプリカの違いって!?

⇒ 図で見る「ピーマン」と「パプリカ」の違い

 

ブロッコリー

ブロッコリーの賞味期限は意外に短く2~3日と言えます。
1か月くらいは食べられます。
冷蔵庫の野菜室で保管します。

ブロッコリーの賞味期限

 

⇒ ブロッコリーの賞味期限・消費期限について

 

こちらも人気の記事です。

ちょっと裏技的ですが、合法的にかなりお得にいい野菜が手に入ります♪

知っている人だけの特権と言えます。

 

⇒ 野菜を送料無料の上に半額以下で手に入れる裏技

⇒ 有機野菜と無農薬野菜の違いが圧倒的すぎる件

⇒ 2700円以上の野菜を980円(送料込)で手に入れる方法

スポンサーリンク