胡瓜(きゅうり)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
きゅうりは比較的傷みやすい野菜です。
水分量も意外に微妙で、長期保存しようと思ったら結構難しい野菜です。
保存に適した温度や保存のコツなどについてもお知らせします。
きゅうりは保存温度が10度前後の時が一番日持ちが良いです。
これは冷蔵庫の温度(5度前後)ではなく、野菜室の温度(8度~10度)が適していることを指しています。
冷やし過ぎると低温障害を起こし、劣化が激しくなります。
ご注意ください。
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賞味期限
きゅうりの賞味期限は、1週間から10日程度です。
冷蔵庫の野菜室での保存の場合です。
常温保存の場合は、2日から3日程度しか日持ちしません。
カットしたら、カット面から乾燥と劣化が進みます。
全部を保存袋に入れるか、カット面にラップをして保存すると、乾燥と劣化を防げます。
消費期限
生鮮食料品は「賞味期限=消費期限」と言えます。
きゅうりの消費期限は、1週間から10日程度と言えます。
常温保存できるか
きゅうりは常温保存に向きません。
常温保存の場合、カットしていなくても2日程度でしおれてきてしまいます。
味も食感も劣化してしまいます。
冷蔵保存の場合
きゅうりは冷蔵庫での保存が適しています。
それも野菜室が良いでしょう。
冷蔵庫の温度は一般的に2度から5度程度です。
きゅうりは10度前後で保存したときが一番日持ちします。
これは冷蔵庫の野菜室の温度(8度~10度)に合致しています。
カットした場合は、冷蔵庫にそのまま保存したら乾燥してしまいます。
保存袋に入れるか、断面にラップをするなどして乾燥を防ぐようにして下さい。
真空パックすると酸素が遮断されるので賞味期限が格段に伸びます。
冷凍保存の場合
きゅうりは冷凍保存が可能です。
ただし、買ってきたままを冷凍すると後が大変です。
調理方法が難しくなります。
きゅうりを冷凍する場合は、輪切りにスライスして、塩でもみます。
水気が出てきますので、それをふき取って冷凍します。
酢のものやポテトサラダに使えます。
それ以外は結構使い方が難しいので、冷凍自体を避けた方が良いと言えます。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
生鮮食料品に賞味期限は本来ありませんので、賞味期限が過ぎると言うことがありません。
きゅうりの場合は、ある程度乾燥が進むと断面の中心が空洞になることがあります。
この時には水分が抜けているので、劣化はありますが、十分食べられます。
消費期限を過ぎたらどうなるか
きゅうりの消費期限は以下の点を見て判断します。
生鮮食料品の消費期限は、消費者が見て判断します。
- 中身が白くなったり、黄色くなったりしてふにゃふにゃになっている
- 汁が出ている
- パサパサになって、しおれている
- 臭いがする
- カビが生えている
おいしく食べるには
出来るだけ新鮮なものを選びましょう。
以下が新鮮なきゅうりを見極める目利きのポイントです。
- 緑色が濃い
- 張りがある
- 端面がとがっていない(痩せていない)
- 表面のとげの様な粒々がしっかりしている
まとめ
きゅうりは意外に傷みやすい野菜です。
冷蔵庫でも野菜室で保存すると一番日持ちします。
冷蔵庫での保存で1週間から10日が賞味期限であり、消費期限です。