串カツの賞味期限とソース二度付け禁止の秘密とは

2019年1月5日

大阪の食い倒れグルメの一つ「串カツ」。

どのくらいの期間食べられるのでしょうか。

揚げる前、揚げた後、それぞれの賞味期限・消費期限など日持ちをお知らせします。

ソース二度付け禁止の秘密もお知らせします。

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串カツの賞味期限・消費期限

串カツの消費期限:1日間【揚げた後:常温保存】

串カツの消費期限:1日~3日【揚げた後:冷蔵保存】

串カツの賞味期限:約1か月間【揚げる前:冷凍】
串カツの賞味期限

串カツは、調理から5日以内に寿命をむかえる食品なので、「賞味期限」(=おいしく食べられる期限)ではなく、「消費期限」(=安全に食べられる期間)が表示されています。
串カツは、言わずと知れた揚げ物なので、揚げた後は時間の経過とともに酸化が進みます。

そういった意味では、揚げたらできるだけすぐに食べた方が良いでしょう。

保存する場合は、揚げる前に冷凍するのが良いでしょう。

揚げる前の状態で保存する場合は、冷蔵するよりも冷凍した方が、食べるときはおいしく食べることができます。
賞味期限(=美味しく食べられる期限)と消費期限(=安全に食べらる期限)

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串カツの保存方法

串カツの保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。

常温保存

串カツは常温保存に適していません。

串カツは、状本保存に適していません。

油で揚げるので、調理後は、酸化が進みます。

食べるためにバットやトレイに置いておくのは問題ありませんが、「保存」を考えた場合は、常温は向いていないのです。

串カツの常温保存

冷蔵保存

串カツは冷蔵保存可能です。

揚げた串カツは、冷蔵庫で保管するのが良いでしょう。

ただし、冷蔵庫内では乾燥が進みます。

串カツの保存方法

そのため、ラップで包むなどして保管した方が良いです。

冷蔵庫での保管ならば、2日~3日間くらいは日持ちしますが、3日もしたらずいぶん水分が抜けてしまいます。

食べるときは、つゆに浸して、卵でとじてどんぶりにするなどの工夫をすると美味しく食べられると思います。

市販の揚げてある串かつ

市販の串カツは、「お惣菜」の扱いです。

多くの場合、調理日か、長くて翌日までが「消費期限」に設定されています。

調理から6時間も経過したら、だいぶ衣がしっとりしてしまうか、逆に水分が抜けてしまってカサカサになっているかの状態と言えます。

そのまま電子レンジで加熱してもいいのですが、時間が経過したものは、上記の様にどんぶりに転用するなど工夫することで、よりおいしく食べることができます。

串カツの賞味期限

お惣菜として売られている串カツは、お店(飲食店)で調理してすぐ食べるものと比べて、衣の目が粗い気がします。

なにか、秘密があるのかもしれません。

冷凍保存

串カツは冷凍保存可能です。

揚げる前の串カツは、冷凍保存が最適です。

串カツの具は、肉類もありますが、野菜類もあります。

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肉は熟成するという考えの方もおられますが、表面から劣化していきます。

冷蔵庫に入れていても、表面から黒くなってくるのです。

野菜は時間経過とともに水分が抜けてしまいます。

肉も野菜もどちらも、2日~3日以上保存させる必要がある場合は、冷蔵ではなく、冷凍した方が食べるときにおいしく食べられます。

串カツの冷凍保存

市販の冷凍串カツ

市販の串カツ(揚げていない)は冷凍のものが多いです。

業務量の冷凍庫で急速冷凍しているので、家庭で冷凍するよりも日持ちします。

賞味期限は90日間(1か月半くらい)のものがあるようです。

実際は、2か月から3か月くらい日持ちします。

判断は、自己責任でお願いします。

冷凍串カツの解凍方法

串カツは、解凍せずに、冷凍されたまま油で揚げるのが良いのでしょう。

解凍すると、どのような方法を使ってもある程度水分が出てしまいます。

肉でいえばドリップなどがそれです。

冷凍した串カツをそのまま上げることで一気に加熱できるので、おいしさの劣化を最小限にできるのです。

串カツについて

串カツとは、小さめに切った牛肉や魚介類、野菜を串に刺して衣をまぶして揚げた料理のことを言います。

大阪が有名ですが、関東では、豚肉を3~4cm角に切ったものと、たまねぎや長葱を切ったものを交互に串に刺し、豚カツの要領でパン粉をまぶして揚げたものを「串カツ」とよびます。

串カツとは

意外と大阪の人は食べない

串カツと言えば、大阪です。

ところが、実際大阪の人に聞いてみると、串カツ屋さんに行く割合は少ないのです。

人によっては串カツ屋に行ったことがない人も少なくないと言います。

大阪と串カツ

ソースの二度付け禁止の理由

串カツがお店で「ソースの二度付け禁止」を謳っています。

その一つが、「観光的理由」です。

人は制限されるとやってみたくなるのが本能なのです。

串カツのソースと賞味期限

もう一つは、衛生的な理由。

こちらが一番の理由なのかもしれませんが・・・

ものが腐る一番の理由は、雑菌です。

空気中にも雑菌はあるのですが、それよりも多いのが「口の中」です。

良い菌、悪い菌含めて誰の口の中にも雑菌がたくさんいます。

一口でも食べた串カツは、わずかながらでも雑菌がついているのです。

それを再びソースにつけると、菌が繁殖する可能性があるのです。

実際は、ソースの濃度が高いのでそれほど繁殖する可能性は低いのですが、やはり心配なところです。

もちろん、他人の唾液が入っていると思ったらソースを付けたくないというのも一つの理由です。

以上の理由でソースは二度付け禁止となっているのです。

まとめ

串カツの消費期限:1日間【揚げた後:常温保存】

串カツの消費期限:1日~3日【揚げた後:冷蔵保存】

串カツの賞味期限:約1か月間【揚げる前:冷凍】

串カツは、エンターテイメントなところもあります。

楽しんで食べるのが良いでしょうね。

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