亜麻仁油(アマニ油)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
ダイエット効果、美容効果があると話題の亜麻仁油(あまにゆ)。
取り扱いに難しい点があるようです。
賞味期限も他の食品より気にしないといけないようです。
取り扱いや賞味期限について調べたのでお知らせします。
亜麻仁油ってなに?
亜麻仁油とは、亜麻と言う植物の種から採れる油のことです。
ちなみに、亜麻と言う植物の花はこんなものです。
亜麻(あま)の種子が亜麻仁(あまに)なのです。
そこから採れる油なので亜麻仁油(あまにゆ)です。
黄色い油で、空気に触れると固まる性質があります。
食用として使われるだけではなく、油絵具の材料や木製品の仕上げに使われている。
注目されている一番の理由は、ω-3脂肪酸(α-リノレン酸)などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれている点です。
亜麻仁油の効果とは?
割とメジャーなEPA、DHAの材料となるのが、ω-3脂肪酸です。
EPAは血液サラサラに、DHAは頭の回転をよくすることで知られています。
α-リノレン酸とは、ω-3脂肪酸の一つで、不飽和脂肪酸は人間が体内で作ることができないのです。
体の中で作ることができないので、食べ物から補給しましょう、と言う考えです。
[icon image="arrow2-r"]亜麻仁油の特徴や秘密
賞味期限
賞味期限:6か月~1年
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亜麻仁油の賞味期限は約6か月です。
亜麻仁油は熱や光に弱いので、保存方法に注意が必要です。
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消費期限
消費期限:約3か月
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亜麻仁油は製造から5日以上寿命がありますので、本来ならば「賞味期限」が設定されます。
この場合の「消費期限」とは、開封後どれくらい日持ちするか、と言う意味でお考えください。
常温保存できるか
常温保存可能です。
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常温保存は可能ですが、亜麻仁油は高温に弱いです。
50度以上になると酸化してしまいます。
常温保存する場合は、日の当たらない風通しのいいところに保管しましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存可能です。
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封を開けたら冷蔵庫で保存するようにしましょう。
冷凍保存
冷凍保存可能です。
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厳密には、冷凍庫での保存が可能です。
ただし冷凍してしまうと、使うたびに解凍する必要が出てきてしまいます。
冷凍する時点で、製氷皿などに入れて、小分けして冷凍し、使う量だけ解凍して使うと便利です。
また、解凍の際は、50度以上で加熱してしまうと酸化して、かえって体に悪いものになってしまいます。
注意が必要です。
腐っているかの判断
亜麻仁油が腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
劣化による臭いは感じ分けるのが難しいです。
亜麻仁油は、苦い、生臭いと言う人もいます。
そのため、劣化により味の見分けは難しいです。
味
味も臭いも同様鍵訳は難しいです。
見た目
元々少し黄色い色をしている亜麻仁油です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限切れ後は食べない方が無難です。
おいしくいただく方法
亜麻仁油は、加熱するとすぐに酸化して身体によくないもの(トランス脂肪酸)になってしまいます。
サラダなどのドレッシングに使うといいでしょう。
まとめ
亜麻仁油の賞味期限:6か月~1年
亜麻仁油の消費期限:1か月
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亜麻仁油は、人間が体内で作り出すことができない栄養素を豊富に持っています。
だから人気の食材だったのです。
取り扱いには注意が必要で、特徴をよく理解た上で摂ることで体に良いことが期待できそうです。